温泉まんじゅうの旅 > 那須湯本保温泉

那須湯本温泉(栃木) 風月堂

有名な殺生石の下に広がる那須湯本の温泉街。国道の坂に沿って旅館や土産物店が並んでいる。風月堂は坂の下の方、足利銀行のとなりにある。
温泉まんじゅうは生菓子で賞味期限が短い。その割には2重包装でしかも脱酸素材も入っているので過剰包装なのかと思ったが、その秘密はお饅頭自体にあるようだ。
お饅頭自体は平べったい形が特徴でとても柔らかい。平べったいので皮は薄い。薄い皮だと皮が固めの場合がけっこうあるのだが、ここのは柔らかい。あんは「煉りあん」で水分が多いのでお饅頭のあんこというよりは、串団子のあんこのようだ。たぶん、例の包装はこの「あん」を守るためのようだ。ともかくこのお饅頭は「あん」が命。甘みも適度で、特につくりたては美味しい。
原料
砂糖、小麦粉、餡、膨張剤

消費期限
夏 製造日から3日
冬 製造日から6日

価格 10ヶ 800円など

栃木県那須郡那須町湯本291

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那須湯本温泉(栃木) 扇屋総本店

扇屋総本店は那須御用邸にも和菓子を献上しているという那須の老舗菓子舗。国道沿いのにあり駐車場もあるのでお土産を買いに立ち寄るのにも便利である。お店の横の大きな釜とセイロが目印。
ここは各種、御用菓子や「みそきん(味噌味のきんつば)」が有名だが、温泉まんじゅうも販売している。
温泉まんじゅうは消費期限が約20日と長く半生菓子といえる。このため特殊包装に脱酸素剤でキチンとガードされている。消費期限が長いとはいえ皮・餡ともに柔らかくしっとり感があり、消費期限が2日程度の温泉まんじゅうと比べても何ら遜色は無い。
饅頭自体は温泉まんじゅうとしては少し大きめ。皮は薄いがしっかりと味が付いている。餡はこしあんで量は多め。けっこう甘いので口の中で後まで残る。あくまでお茶といっしょにいただくことを前提にした甘さなのかもしれない。
原料
小麦粉、小豆餡、砂糖、黒砂糖、山芋、ハチミツ、カラメル、膨張剤

消費期限
 製造日から20日

価格 8ヶ 630円

栃木県那須郡那須町湯本200

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那須湯本温泉の温泉ガイド 鹿の湯
雲海閣

那須高原 お菓子の城

那須高原のメインストリート、那須街道沿いにある「お菓子の城」。建物内にはお菓子の工場があり、お菓子を作る様子を間近に見ることができる。
このお菓子の城に2005年7月、日帰り温泉施設「那須山 源泉風呂」がオープンした。そして、このお菓子の城でも温泉まんじゅうが販売されている。詰め合わせコーナーでは、他のお菓子と組み合わせて自由に詰め合わせを作れる。またバラ売りもしている。
温泉まんじゅうはちょっと小さめの大きさ。上下の皮は薄く、横の皮は厚いのだが弾力性があり、ちょっと洋菓子的な感じ。皮の色は濃い茶色でしっかり味がついている。餡はこしあんで甘味は少し抑えめ。バランスの取れた手堅い温泉まんじゅうに仕上げているのはさすが。
原料
小麦粉、砂糖、小豆、黒糖、カラメル色素、膨張剤

消費期限
 製造日から2日

価格 1ヶ 80円

栃木県那須郡那須町大字高久甲4588−10

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温泉ガイド
那須山 源泉風呂